映画等でも話題になっています。若年性アルツハイマー病(AD)。これに伴う認知症として、アルツハイマー型認知症があります。脳内、海馬の萎縮が特徴的な病です。この診断の支援として、VSRAD(ブイエスラッド:早期のAD診断支援システム)という検査があります。頭部MRI画像を撮影し、その画像を元にして解析処理を行ないます。結果、数値で脳全体の萎縮と海馬の萎縮の度合いを測り、アルツハイマー型認知症の診断に使用します。(測定値2.00以上がAD疑いありと判断されます)
この結果と、診察・臨床症状(ご本人・ご家族の話等)・簡易知能判定検査の結果とを合せて、総合的に判断を行います。
また、アルツハイマー型認知症、老人性認知症、その他の要因(脳卒中など)によるものなどの判別にも用いることが出来ます。
【検査内容】
・適応年齢:55歳〜86歳(推奨)
・症 状:物忘れなど、認知症を疑うかた。 (本人希望も可)
・検査項目:問診、頭部MRI
・検査時間:約30分
・解析結果:後日(処理結果とともに報告)
【検査レポート】
このような形でレポートが作成されます。
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